上記のRubyData Tokyo Meetup で「Usability of Numo::NArray in Numerical Computing of Ruby.」というタイトルで発表してきました 発表資料は下記になります。
www.slideshare.net
Red Chainer の開発中に気づいた Numo::NArray のわかりにくかった所や、Numo::NArray に対して自分が取り組んだ、Inplace/Broadcast性能改善、SIMD演算対応、dot(transpose)性能改善 などを踏まえ、現在の計算速度の改善状況などをお話しました。
自分でも驚きだったのが、ベンチマークの結果、 加算と減算 (Inplace計算は除く)は Numo::Narrayの方が numpy より計算が速い という事ですね。 資料中のベンチマークのコードと結果は下記にあります。
※ Deep Learning From Scratch 部分の測定内容(p26,p27)は資料中のURLを参照ください。
Numo::NArray の使い方で自分が理解できていなかったところが、今回の発表で整理できてスッキリしたので Red Chainer の開発に生かしていきたいと思います。