先週末(2/15)は大雪でお足下の悪い中、約7割の方に第6回shinagawa.redmine勉強会に参加頂きありがとうございました。
参加者アンケート結果
勉強会の冒頭に発表した参加者アンケートの結果(48名分)です。 (※先日の中間アンケート結果の続きになります。)
アイスブレイクの位置づけで勉強会に馴染んで頂ける事を意図していましたが、好評だったので次回も継続したいと思います。
未使用、最近使い始めた方がそれなりにおられました。
中間結果より、Redmine 2.4 へアップグレードしている方が増えましたね。
ちなみにすでに Redmine 2.5のブランチが切られたので、来月には Redmine 2.5.0 が出ると思われます。
Redmine 3.0 ではついに Rails 4対応です。つまりRuby 1.8.x は未サポートになる予定です。また、プラグインの対応待ちの状況が、再び発生しそうです。
うーん、アンケートに使っている Ruby 版数入れておけばよかったと今更ながら思います。
プラグインは、導入数がなだらかになりました。
Subversion 使用者が中間結果より増えました。 Mercurial がなくなり CVS な人が増えました。ちょっとびっくり。
『Redmine超入門』を用いた Redmineインストール(Bitnami)と手動インストールの場合のはまりどころ
『Redmine超入門』に記載のある、Redmine 環境構築の二つの例、「 BitNami を使ったインストール例」と「手動インストール」の両方の場合について実演し、本の記載通りに行う事で問題無くインストールできる点と、そこを外れた事をしようとした場合や、環境要因でのはまりどころの紹介になります。
デモをするために調べて気づいたのが BitNami は、非インターネット環境でも問題なしなのでデモ中にVM環境がインターネットに繋がっていなくても、全然問題無ありませんでした。
BitNami を用いたインストール
BitNami 2.4(Ruby 1.9.3 ※専用パスにインストールされるのでCentOS標準のRuby 1.8.7に影響を与えない。)
下記を実行すればOK
./bitnami-redmine-2.4.3-0-linux-x64-installer.run
こちらは日本語メニューが文字化けするので英語メニューで進める点にさえ気をつければ、5分程度で難なく終了。
手動インストールすると?
- OS設定 : SELinux 無効、Firewall 設定
- Ruby 2.0 コンパイル準備 :
- Ruby 2.0 コンパイル : CentOS 5環境などでは厳しい
- Bundler インストール :
- GEMインストール(bundle install) : 要ネット接続
- 接続セッションファイル作成 :
- DB パッケージ(MySQL)インストール :
- DB 設定 :
- DB 初期化(rake db migrate):
- Redmine デフォルトデータ登録 :
のような流れのデモ(の予定でした。)
ポイント
BitNami | 非インターネット環境でも問題なし 基本的にはまらない。(Ruby1.9.3 & Apache同梱) 逆にいじるのに知識が必要。 他のWebアプリをインストール済みだと(port変更等)共存させるのに知識が必要 |
手動インストール | インターネット要接続(非接続だと厳しい) ネット上のノウハウが使える。 細かなセッティングが可能 |
全体の流れはこのような形で実施しましたが、VirtualBox上の仮想マシンのネットワーク設定がうまく調整できていなかっため、DB パッケージ(MySQL)インストールあたりまでのデモになります。
基本的にデモを通じた説明なので動画を参照頂くと雰囲気が伝わると思います。